ドラッカーが教える 実践マーケティング戦略を仕事の映像配信ビジネスと照らし合わせながら読んでいます。
今回は「成長戦略」について通勤中に考えてみます。
成長戦略は集中を要求する。成長戦略の最大の間違い、しかも最も一般的な間違いは、あまりに多くの分野で成長しようとすることである。(『実践する経営者』)
ここでは「アンゾフの成長戦略マトリクス」というものを紹介しています。添付の画像のものです。
4つのエリア(事象)は下記の戦略と呼んでいるそうです。
1 市場浸透戦略
2 製品開発戦略
3 市場開拓戦略
4 多角化戦略
1 市場浸透戦略
2 製品開発戦略
3 市場開拓戦略
4 多角化戦略
映像配信ビジネスではどんな戦略になるでしょうか?
ドコモのdビデオのキャリアフリー化は1の市場浸透戦略でしょう。
定額サービスの映像配信は2の製品開発戦略だったかと思います。ニコニコ動画の映像をみんなでコメントしながら見るというのも新しい視聴スタイルで製品開発戦略という見方もできるでしょう。
ドコモなど携帯キャリアによるリーズナブルな定額サービスで新しい顧客を得て、市場を開拓したと思います。3の市場開拓戦略とも言えるでしょう。
多角化戦略は楽天によるvikiの展開が事例かな。楽天としては新製品のvikiで新市場の海外にアプローチしているので。
ここでは狙う市場と戦略の整理をしました。戦略は目標やビジョンを達成するための方針です。ビジョンありきかと思うので、そこをしっかり考えることがまずは大事ですね。
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