ドラッ カーが教える 実践マーケティング戦略を仕事の映像配信ビジネスと照らし合わせながら読んでいます。
今回は「コモディティとスペシャリティ」について通勤中に考えてみます。
自動車メーカーが製造としてやっていけないということではない。しかし、製品の差別化はますます難しくなる。(『ネクスト・ソサエティ』)
Willingness to pay(WTP)、顧客は価値を認めればいくら でもお金を払うというこの考え方は、コストも市場の値ごろ感もまったく関係ないという変わった考え方です。
コストを下げるとコモディティ化が進み、コモディティ・ヘ ル( コモディティとは地獄のようなもの )に陥ります。ならば、WTPを上げるという方向に発想を転換するのはどうでしょう? 案外、イノベーションの宝の山が眠っているかもしれません。
映像配信ビジネスは単価が安いビジネスですが、ここからさらに価格の安さで勝負するようになるとさらにコモディティ化が進むようになるでしょう。コンテンツの中身はどの映像配信サービスでもパッケージでも同じなのでコモディティ化が進み易いとは思いますが。
お客様が欲しいと思う付加価値を見つけて、WTPな商品にしたいと思うばかりです。
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