ドラッ カーが教える 実践マーケティング戦略を仕事の映像配信ビジネスと照らし合わせながら読んでいます。
今回は「世の中の変化に注目する」について通勤中に考えてみます。
成功するイノベーションは、すでに起こった変化を利用する。変化そのものと、それが認識され受け入れられるまでの時間のずれを利用する。その間、変化を利用する者は激しい競争に直面することはまずない。他の者たちが相変わらず昨日の現実にもとづいて仕事をしているからである。変化を利用するものは乱気流でさえ切り抜けることができる。(『実践する経営者』)
イノベーションとは論理的な分析であるとともに、知覚的な認識である。イノベーションを行うにあたっては、外に出 て、見て、問い、聞。(『イノベーションと企業家精神』)
変化を観察することは、マーケターや経営者として機会の発見につながります。
大切なことは、仕入れた情報を自分の脳みそを使って仮説を立て、自分なりの考えを持つ習慣を身につけることです。
ボンド大学ビジネス・スクールの起業家理論の中で、世の中の人間を3つのタイプに分類していました。変化に気づく人、変化に気づきアクションを起こす人、変化すら気づかない人、です。
変化に気づく人は、「あのとき、やっとけばよかった」とか、「あのとき、していたらな」などと言います。この人たちは、物事を過去完了や仮定法で話すのが好きなのでしょう。そして、起業家マインドを持っている人は、やはり変化に気づきアクションを起こす人が多いです。
上記の書籍に書いてあることの繰り返しになりますが、変化を感じて、それに応じて動く、それが大事ということですね。
では、変化はどうすれば感じられるのか?
・アクセス解析や売上から自社のお客様の購買行動の変化を見る
・映像配信サービスだけではなく、ターゲットのユーザーが使っていそうなサービスなどを使ってみる。
・コンテンツ制作関連の方々と情報交換して、業界の流れを感じる
こういうところでしょうか?コンテンツが好きな方は流行りに敏感だと思うので、自分もそうなると良いでしょうね。
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