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2014年1月21日火曜日

「仮説検証型と仮説発見型 」について。「ドラッ カーが教える 実践マーケティング戦略」を読みながら考えてみる

ドラッ カーが教える 実践マーケティング戦略を仕事の映像配信ビジネスと照らし合わせながら読んでいます。

今回は「仮説検証型と仮説発見型」について通勤中に考えてみます。

顧客の企業に対する関心は些細なものである。(『創造する経営者』)

事前に仮説を立てずに定性調査を重ねて豊富な情報から仮説を見つけ出すことです。従来型の消費者調査が仮説検証型とすれば、エスノグラフィーは仮説発見型と言えます。

顧客にとって重要なことは、自身が困っていることに対して解決策を提案してくれることです。P&Gはダウニー・シングル・リンスが当初売れなかったことに対して、商品に着目せずに、消費者の行動に着目して、見事に大ヒットを飛ばしました。企業に対するささやかな関心よりも顧客に着目した事例でしょう。

定性的なことで、映像配信サービスのユーザーが困っていることは何か?

ここで言っているのは商品やサービスではなく体験を見て、問題を見つけるということ。映像配信サービスについてのアンケートを作るとしても、一定の仮説は立てると思います。そうではなく、実際にサービスを使っているところを観察して見いだすということ。それにより、サービス運営者が思いもよらない発見があるのでしょう。

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