今回は「マイオピアとマクロピア」について通勤中に考えてみます。
業績をもたらす領域を明確にし理解しておかなければならない。業績をもたらす領域とは、個々の事業、すなわち扱う製品やサービスであり、顧客や最終需要者を含む市場であり、流通チャネルである。(『創造する経営者』)
マイオピアとマクロピアは事業を定義する時の見方の言葉のようで、それぞれ近視眼とその拡大する見方のようです。
映像配信ビジネスでみると、マイオピアは映像を配信する事業そのもの、マクロピアは映像を提供する事業に拡大した見方になります。マクロピアの具体例は映画館やテレビ局の設立、映像の制作になるかと。
マイオピアになりすぎず、マクロピアにもならない。このバランスが実に重要です。まさにドラッカーの言う「業績をもたらす領域を明確にし理解しておかなければならない」なのです
ドワンゴのように映像配信、インターネットテレビ中継、映像作品の制作(出資)といった多角化をすることも出来ると思いますが、業績を生む領域を明確にし、業績を生めれば多角化をすることでビジネスの拡大が可能なのでしょう。
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